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コットン素材の特徴
2023.1.19綿の和ふとんの良い所
綿布団は古くから日本人に親しまれてきた和布団の元祖です。
綿の繊維の特性は繊維にねじれをもち、それが弾力性と繊維績層によって保温性を高めています。
綿(コットン)和布団の特徴は?
綿の和布団は、保温性、吸湿性があり、日干しするとかさ高性が増します。
コットンは繊維が中空の構造となっています。
しかも1本1本の繊維が天然のねじれをもち、適度な硬さと弾力性を作り出しています。
また、中空で天然のよじれをもっているため、日干しすることにより吸収した湿気を放湿するとともに、ふっくらとよみがえり回復力と保温性を高めます。
綿の和ぶとんに使われている中わたは?
敷きふとんには、寝返りの打ちやすい適度な硬さとクッション性をもつインドやパキスタン産のデシ綿(繊維が太く短いもの)が使われています。
人は1晩に20回寝返りをすると言われています。
寝返りの打ちやすい敷布団は、体温の調節がしやすく、ぐっすり眠れます。腰痛も軽減される場合があるといわれています。
また、掛けふとんは、繊維が細くて長い特徴をもったアメリカ産などの綿花を使用します。
アメリカ産の綿花は、ドレープ性があり肌に添い体に馴染みやすいので、使用しています。
綿の和ぶとんのご使用期間
使用しているふとんが、日干しをしてもかさが回復しなくなったら、打ち直しをする時期がきたとお考えください。
良質の綿花を使った綿ふとんは、打ち直しや丸洗い(クリーニング)をしながら使用すると、10年くらい快適にお使いいただけます。
詳しくはこちらを御覧ください。
綿の和ふとんの打ち直しとは?
綿(コットン)ふとんの打ち直しは、長年使用して硬くなったわたを機械で解きほぐし、ふっくらとよみがえらせる加工です。
機械に通すことにより、わたの繊維が短くなり重量が減損しますので、新しいわたを足すとともに、ふとん生地を新しいものに替えて仕立て直しさせて頂きます。
一般的に掛けふとんで5年位、敷きふとんで3年位が打ち直しの目安で、打ち直し回数は2~3回位が限度と推奨されています。これはあくまでも目安です。
わたくしがこの道30年以上のお仕事をさせて頂いた経験から、お客様のご使用頻度や保管状況によりますが、40年前の婚礼布団のお布団でもリフォームしてお使い頂けることも可能だとわかりました。
弊社は、お客様のとの対話と商品を拝見した上で、リフォームが可能かご判断させて頂いております。
古いからと安易に処分されないでください。思い出の品物を大事に、環境に優しい打ち直しで、ぬくもりある布団に仕上げさせて頂きます。
是非、弊社にご相談下さい。
綿の和ふとんをふっくらさせるには?
綿(コットン)ふとんは長い間使用していますと、日干しをしてもふっくらしなくなる場合があります。
中綿にも寿命があり、ヘタリが生じて、綿そのものが相当傷んでいる可能性があるからです。
ふっくらさせるには、是非弊社で打ち直しをご利用ください。
清潔にご使用頂くために、ふとんの丸洗いをされる事をおすすめします 。
綿の和ふとんのクリーニングについて
綿の和ふとんを丸洗いすることができます。
汚れや汗による塩分、雑菌などを洗い流すとともに、付着したダニを死滅させるなど、丸洗いをすることによって衛生的にお使いいただけます。
クリーニングをする場合には是非弊社にお任せ下さい。
クリーニング料金は、シングル和布団1枚あたり2,200円~となっております。
ご家庭での水洗いは、お避けください。
もし汚れた場合は、布団のご使用上のお取り扱いをお読みください。
綿(コットン)ふとんの日常のお手入れについて
綿の和ふとんは、天気の良い日には、午前10時~午後3時位の間に片面を2時間くらい日に干してください。
吸収した湿気を放出して、ふっくらとよみがえり、弾力性、保温性をとりもどします。
また、ふとんのカバーはこまめに洗濯をしてください。
綿の和ふとんのお手入れや、長期間収納する時はどうしますか?
長い間保管する場合は、日に干してから通気性の良い押入れ(出来れば上段)に保管してください。敷布団は下に、掛布団は上でお願いします。
お布団は湿気をきらいますので、押し入れにすのこを敷いた上にお布団をのせて頂くものいいでしょう。
また梅雨の時期は湿度が高くなりますので、時々押し入れを空けたままでお天気の良い日に窓を開け、扇風機で風の入れ換えをしてください。
仕事でお忙しい主婦の方々にとっては、ふとん乾燥機の使用もいいと思います。
日干ししてから取り入れ、そのあと、布団専用の掃除機でホコリやダニを吸い取って下さい。
長期間保管しますと臭い等がこもる場合がありますので、再びお使いになるときは日に干してからお使いください。ふっくらとよみがえります。
また、ご使用にならなくても、時々日干しをして乾燥させてください。
半年以上圧縮袋に入れたままにしますと、繊維を傷める場合があると言われています。
さらに、圧縮した寝具を復元するには、天日干しにするなど風を通して空気を入れなければなりません、それには結構時間がかかります。
また、羽毛布団を圧縮袋に長い間保管されるのはおすすめできません。
羽毛が破壊されてしまうからです。
綿の和ふとんは地球環境に優しいエコ商品です
コットンは、自然の中で生産と還元を繰り返す植物繊維です。
地球上の綿畑で1年間に、18億トンの二酸化炭素を吸収し、13億トンのきれいな酸素を生み出しているといわれています。
大気の浄化作用を行い、地球環境を守っています。
ひいては未来の子供たちの為にも資源を大切にしたいものです。
コットンはリサイクルにも最適な繊維です。
日本人は、平安時代 (1200年も前) から木綿の布団を、愛用してきました。
綿ふとんは、湿度の多い日本の風土に大変適しています。
それは吸湿性と保温性に優れているからです。
お天気のいい日は、外に干すと、新品のように、ほかほかになって、眠るときのあのポカポカ感は何とも言えないお母さんのぬくもりを感じます。幸福感に浸ります。
この「ふわふわ感」「ぽかぽか感」は、繊維の伸縮による綿ふとんならではの機能なんです。
綿の和布団は、「打ち直し」をすることによって、新品のようによみがえるのです。
お客様のご使用方法によって異なりますが、通常、掛ふとんが5年、敷布団が3年で打ち直ししていれば、15年以上ご使用いただけます。
足し綿をすることで、さらにもっと長くご使用することが可能な場合もあります。
まさにリサイクルできる、地球環境にとてもやさしい布団なのです。
『綿』の特徴
POINT01
「綿は、地球にやさしい存在」
綿は、自然の中で生産と還元を繰り返す植物繊維です。
地球上の綿畑で一年間に、18億トンの二酸化炭素 を吸収し、13億トンのきれいな酸素を生み出し、大気の浄化作用を行い、地球を守る一翼を担っています。
また、綿はリサイクルにも最適な繊維です。
したがって、綿ふとんは「地球環境にやさしい」と言われます。
POINT02
「綿は、吸湿性に優れた存在」
私たちは、一晩に汗を“コップ一杯分”発散されると言われます。
コットン(木綿)の肌着が汗をよく吸い取るように、綿も睡眠中に放出する汗をよく吸い取ってくれます。
また、室内の湿気をよく吸います。日本の梅雨に時期にはもってこいの寝具です。
吸湿した水分は、日干しにすることで放湿され、またふっくらとよみがえります。
POINT03
「綿は、保温性に優れた存在」
綿は、繊維と繊維の間に空気をたくさん含んでいます。
これは、中心部が中空で天然のよじれをもつ綿の繊維が何層にも積み重なって、無数の空気室を創り出しているからです。
だから、ふんわりと暖かくて、保温性が高まることになります。
POINT04
「肌さわりが良いし、弾力性があって気持ちいい」
自然の植物繊維ですので、赤ちゃんにも優しいし、肌にも近い弱酸性です。
赤ちゃんやアレルギー体質のデリケートな肌の方に最適、肌を刺激することはありません。
POINT05
「日干しするとふんわりする」
日干しにすると、湿気を外に放出して繊維が縮みます。
ふんわりとして回復力に優れています。
水分を吸ったり、出したりすることで弾力性を復元できる最適素材です。
POINT06
綿のふとんを清潔に長くお使いいただく方法
①こまめに日に干す
②干した後、強く叩かない
③シーツやカバーをかける
④通気性の良いところに保管する